家族のかたち

40代夫婦、特別養子縁組で家族が増えました。

裁判所からの呼び出し

申立てから2ヶ月過ぎて、先月ようやく裁判所からの呼び出しがありました。コロナの影響で当初予定より大幅に業務が遅れているようです。

この日は息子を預け、夫婦だけで裁判所へ。ソーシャルディスタンスをしっかりとっての調査となりました。

聞き取りの時間は2時間半ほどでしょうか。提出した資料を元に、様々な質問を受けました。単に聞き取りだけだと、さほど時間は要しないと思いますが、3人で話が弾んでおなかがすく時間まで長居してしまっていました。とても話しやすい、熱心に理解しようとしてくれる調査員でよかったです。

この後実親さんの調査を経て家庭訪問と言われてましたが、1ヶ月をゆうに過ぎていますが未だ裁判所からの連絡はありません。調査が難航しているのか、業務が立て込んでいるのか、ちょっぴり不安になってきています。でも、信じて待つしかありませんね。

家庭訪問では、息子を含めて面会となるようです。基本、人と会うのは好きなので楽しみではあります。一日も早く、連絡がきますように。

親の行動を見て育つ

毎日、驚きと感動で溢れる育児の日々。

ふと、まめたんが楽器のケースを持って、こちらに手を振りながら去っていく様子を見て、なにしてるんだろう?と思ってたんですが、すぐ戻ってきたときにハッとしました。

(パパの真似をしてるんだ!)

きっとそう。パパが仕事に行くとき、タイミングが合えば一緒に見送るんですが、その時の真似をしてるんじゃないかと思います。それから何度か同じ動作を繰り返したので、「いってらっしゃ~い!」「おかえり~!」と声かけ。すごく嬉しそうに反応してました。

子は親を見て育つ、というのを実感してる毎日です。もっともっと会話を増やして、互いの心を豊かにしていきたい。あ、夫婦喧嘩しないように気をつけなきゃいけません。

最近は、いろんな言葉を発するようになって、会話の理解度も深まってきています。同時にイヤイヤ期にも入ってるので、私たちを試すような行動もあったり、あぁ、心も一緒に成長してきてるんだな、と嬉しくてニヤニヤがとまりません。

1歳半になりました

息子が1歳半になりました。あと1ヶ月ちょっとで、ママになって1年を迎えます。

早かった1年(まだあと少しあるけど)。委託後数か月は、寝不足が続き、頑張りすぎて腱鞘炎にもなり、夫婦そろって体重が大幅に減り、いろいろ悩みは尽きなかった日々だったけれど、なんだかあっという間に駆け抜けた印象でした。

息子はというと、よく食べよく寝るのでもともと発育はいい方。身長が伸び、完全に幼児体形です。言葉や心の発達も目まぐるしい。毎日毎日、新しいことができたり、話せるようになったり、ポジティブに人生を謳歌する息子の姿がまぶしく感じます。

委託の話をいただくまでは、私たち夫婦に子育てをする未来が訪れることは、現実的にはとらえられず、そんな日が来てほしいという願望ばかりでした。本当に家族や関係者の皆様に感謝してやみません。

大変なことも多いけど、とにかく毎日が楽しい。そんな日々を送っています。

唯一気がかりなのは、申立て中の裁判の進捗。前回の聞き取りからまだ裁判所からの連絡はありません。実母との連絡が取れないのか、何かあったのか、ただ立て込んでいて遅れてるのか、理由は全くわかりません。気持ちをポジティブに保って、静かに待つしかありませんね。

さて、もうすぐ1歳半健診!同じ月齢の子たちとどう違うのか、楽しみでなりません。

1歳を過ぎてからの発達

1歳を過ぎてからの発達が目まぐるしい。

まずは歩行。1歳の誕生日を迎えた頃は、まだつかまり立ちからの2~3歩よちよちと足が出るだけだったのが、月を経過するごとにみるみると、しっかり歩行できるようになり、1歳4か月の今は少し駆け足気味で走ってみたり、つま先立ちで歩いてみたり、いろいろと変化を見せ始めてきた。

特に最近は歩くこと、散歩が楽しくてしかたないらしい。園での散歩・お遊びタイムに加え、朝の散歩、夕方の散歩も欠かせない。朝はパパが、夕方はママが老体にムチを打って付き合っています。いや、これぐらいハードな方が、体力ついていいのかもしれない。それにしても、こんな小さな体によくこれだけのスタミナがあるもんだ~。

そして言葉の発達もすごい。パパ、ママ、先生が発した言葉をまねして言うことが得意のようで、なんでも真似して言ってみようしてる。ちゃんと言えてないのもまた可愛い。大人の会話の中で相槌をうつこともある。言える言葉の数もすごく増えてきた。しかも、はっきり言えてる。これからもっと言葉を理解して対等に話し合えるようになるのが、楽しみでならない。

1歳になるまでは、言葉も歩くのが遅くないか?大丈夫か?と時折不安になることもあったものの、まめたんのペースで成長してくれたらいいんだ~って思えると気が楽になった。ほかの子と比べることはない。

いよいよ1歳半健診が来月ある。そろそろお知らせがくるのか?楽しみです。コロナの感染予防対策もこども相手では役所も大変そう。

 

さあ、もうすぐ夏。まめたんと一緒に夏を満喫するために、今から準備しておかないといけないね!

 

1歳2ヶ月 特別養子縁組成立の申立て

1歳2ヶ月に突入。いよいよ、しっかりと歩くようになりました。先月より明らかに歩くバランスが整ってきてる感じ。なにより、歩くことが楽しい!と言わんばかりに笑顔で積極的に歩いてます。こどもの成長はすごいなぁ。

 

さて、いよいよ家庭裁判所にまめたんの特別養子縁組の申立てをする時期になりました。来月からは、いろいろと仕組みが変わるそうなので、児相も慣れている現行の手順でできるよう今月中に手続する必要がありました。

 

特別養子縁組に必要な書類等

  • 特別養子縁組申立書
  • 養親の戸籍謄本
  • 実父母の戸籍謄本
  • 収入印紙800円分
  • 切手(裁判所からの連絡用)

児童相談所より申立書、実親の戸籍謄本を用意してもらい、自分たちで用意したのは、戸籍謄本、収入印紙、切手(約5千円分)。申立書の記入は、情報共有できるよう夫婦でそろったときに書きました。

用意する切手は、金額と枚数が指定されてるので、事前に裁判所のホームページでチェックしておいた方がいいですね。

www.courts.go.jp

初めて行く家庭裁判所。まめたんとのご縁がなければ、おそらく来ることもありませんでした。そう思うとまめたんには本当にいろんな経験をさせてもらってるなぁと感じます。

ちなみに、受付してくれた方は女性だったのですが、私の勝手な裁判所の固定概念を180度覆す印象(服装、メイク、ネイル)でした。もっと地味でお堅い職員ばかりなイメージを持ってたので、親しみやすくてホッとしたかも。

ちなみに、受付のある階には申立人のための待合室もあり、子連れで行くときは休憩できる場所があってありがたいですね。

さて、受付の方が申立書を確認、受理されました。これから児相と連絡を取り合って、1ヶ月後ぐらいに電話連絡がくるそう。

受理されたら児童相談所へ連絡も忘れずに。(手当が変わるそうです)

さあ、いよいよ養子縁組成立に向け、本格的に動き出しました。成立までは聞き取りや家庭訪問などもあり大変そうですが、家族で励ましあい支えあい、審判が下り確定するその時を、じっくり待ちたいと思います。

育児と仕事

まめたんを委託するまでは、「仕事は辞めて育児に専念したい」という考えで揺るぎませんでした。それが、委託後考えが一変。育児が始まって、理想と現実の違いが明確に理解できたんです。

「まめたんが健やかに成長すること」が第一優先なのはもちろん。乳児のうちは、そばで成長を見守りたい。ただ、母親の収入をなくして1対1の育児を続けて大丈夫だろうか?そのあたりがどうしても自分の中で解決できなかったんです。

夫と話し合って、話し合って、よーく話し合い、結果1歳から保育所に入れる決心をしました。

私は「頑張ってる母親の背中を見せたい」のです。働く背中、趣味を楽しむ背中、母として妻として家事をこなす背中を見せていきたい。そして、養子だから温室育ちさせるのではなく、みんなと同じ環境で揉まれてほしいというのが私たち夫婦の考え。まめたん自身には、同じように働くママを持つ同世代のお友達たちから、たくさん刺激をもらいながら、早くから社会勉強して欲しい。まめたんがゆくゆく、どう思うかはわかりませんが、私たちの思いが伝わると嬉しいです。

仕事と育児の両立、そしてこれまで頑張ってきた趣味とのトリプル両立。夫のサポートも受けながら、楽しんでいこうと思います。

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託児所に時折お世話になってますが、持ち物に名前を書くことが、とにかく面倒でたまりません。「おむつにも1枚1枚書くとはー!」と最初はびっくりしましたが、すこしずつ慣れてきました。

早く買えばよかったーーと思ったもの一覧↓

①おむつ用名前スタンプ

専用のスタンプ台も購入。1枚1枚おむつにスタンプ!

 

②名前シール(耐水・レンジOK)

まぐまぐ、弁当箱などに貼っています。

 

③タグ用名前シール(注文中)

着ていく服やお着換え用の服、タオル、スタイなどに使う予定です。

 

自分が子供のころは、母親に書いてもらったのがすごく嬉しかったものですが、今はこういう便利なものがたくさんあってすごい。きっと自分が子供のころこういうものがあったら、絶対やってほしいと思う。イラストつきなんて嬉しすぎる!

祝1歳

息子が、めでたく1歳になりました。

秋の委託から4ヶ月で、ずいぶん背も伸びた。体重も増えた。顔の輪郭も変わったし、表情はうんと豊かになった。この短期間での成長に、日々驚き、感動し、幸せを感じてきた毎日でした。

そして、「なんか、大きくなったなぁ~。」と言うのが、夫婦揃って毎日の日課になってましたね。1日で大きくなるはずないのに、抱っこした瞬間など、ふとしたときに「大きくなった」と感じていたのです。

1歳のバースデーは、家族でささやかなお祝いを。そして、事前撮りしていた記念写真がこの日に納品されました。

特別養子縁組の申し立ては春ごろになるかと思いますが、これからもずっと、息子の成長を見届けられますように。