家族のかたち

40代夫婦、特別養子縁組で家族が増えました。

家庭訪問

児相の家庭訪問がおわりました。

研修ではゆっくりお話できなかった職員さんたちと、個別にお話できてよかったです。提出資料に沿っていろいろ質問があり、改めて私たちの意志を伝えられました。最後は家の間取りを確認、1時間半ほどで終わりました。

民間ほど委託される確率は高くないかもしれないし、今後いつ、委託のお話をいただくかどうかもわかりません。運とタイミング。これに尽きると思いますが、その時を待つしかないかな、と思ってます。

あとは施設実習を受けるのみです。

縁担ぎ

特別養子縁組をした里親さんたちの会に参加しました。

未就学のこどもたちがたくさん、元気に駆け回っていました。ママたちは同世代から上という雰囲気で、少し安心。自分の友人関係では、同世代だと中学生や高校生のこどもがいる人ばかり。この日のような状況は、はるか昔のことだったので、なんだか懐かしい感じもありました。

縁担ぎにと、お子さんを抱っこさせてくれました。ちょっとママ疑似体験?な感じで嬉しかったです。

この日は、先輩方のお話をたくさん聞かせてもらいました。みなさんそれぞれにご苦労があり、悩みがあって今の幸せがあるのでしょう。パワフルな人が多い気がしました。

さて、いよいよ家庭訪問まであとちょっと。書類の準備も頑張らないと。

申請書類

登録前研修を終えた後2週間ぐらいすると郵便物が届きました。家庭訪問時に提出して欲しいといわれていた申請書類一式です。

そして今週ようやく、家庭訪問の希望日を決め、担当者へ連絡。翌日には決定した日程の連絡をくれました。また一歩前進です。

両親は研修を受けてないので、家庭訪問で家の中を隅々見られることに抵抗感が拭いきれない様子。それに、実際に委託があるまでは不安も募るんだと思います。

その気持ちはわかるし、誰でもそう思うでしょう。私たち夫婦がもう少し、両親に寄り添う必要があるかな、と感じました。

児童相談所児童養護施設乳児院など、職員さんたちは本当にいい人ばかりだったこと。いろいろとルールがあることは意味があってのこと。ひとつひとつ、自分たちの言葉で伝えていきたいと思います。

登録前研修4日目終了

研修4日目、2ヶ月にわたる座学の日程をすべて終了しました。終わってみればあっという間ですが、ここで得たものはとても大きかった。

そもそも、県が提供している養子縁組や里親制度の詳しい情報は、とても乏しい。あるのはほぼ、民間団体の情報です。不安じゃなかったといえば嘘になりますが、研修を受けて安心できました。

想像以上に職員さんたちは熱心。里親・養親の先輩方はとても親身。そして、懐かしい再会や新たな出会いがたくさん。同じように不妊治療を経て、ここに辿り着いた人たちと出会えた。などなど、意外にもたくさんの出会いがありました。

私たちが、里親登録をしようと決心しなければ知ることはなかった世界が、ここには広がってました。一歩踏み出して、本当によかったです。

これから、登録申請、家庭訪問、施設実習へ進みます。登録までは、まだまだ長い道のり、引き続き頑張ります。

登録前研修3日目

研修3日目。今回は仕事を休んで参加です。

養親と里親。研修を受けていくうちに、どちらがいいのか選択することが難しく思えてきました。「いずれ別れが来る」は、どちらも同じだからです。

いずれ実親の元に戻るこどもを育てても、別れた時の喪失感が大きいのでは?そう思ってましたが、実子でも里子でも養子でも、いずれ自立して巣立っていく。そう思うと、どちらの話をいただいても、ご縁と思うべきかな、と。そして、私だからこそできること、役に立つことがある。それを、この制度を知ることで気づけました。

研修はあと1日。研修が終わったら家庭訪問です。

登録前研修2日目

里親登録、登録前研修の2日目を受講してきました。

里親制度は、こどものための制度。育てる親にかかる責任は大きく、任されたこどもたちを、健やかに育てることを求められます。

ただ、児童相談所のサポートも充実してそうで、こちらも子育て自体初めてなので、困った時に相談できる他人がいることは、本当にありがたいですよね。

次回は今月の平日2日間。仕事をお休みしないといけません。

養子縁組、養親のための研修が1回ずつ、また座学らしいですが、頑張ります。

ただ、言わないだけで。

去年、お子さんが生れた知人と、久しぶりに話す機会があって、同じアラフォーのご主人と話してるうちに、「うち不妊治療してたから」という話になってビックリでした。今だから話せる、ということなんだろうなぁと。

私たちもそうでしたが、みんな、ただ言わないだけで、実際赤ちゃんを望んで治療してる人はたくさんいるんだと思いました。身近にも。

夫に話すと、ただひと言「羨ましいね」と、返事が返ってきました。治療中や、治療休止中は、そんなこと絶対言わない人だったのに、治療をやめる話をし出してから、素直に自分の気持ちを言ってくれるようになりました。

きっと、強がってただけなんだろうね。そしてたぶん、私を励ますためだったんだろう。夫もようやく、自分たちには子供をつくる望みがなくなったということを、きちんと理解して受け入れはじめてるように感じます。

私はその時期がずいぶん前に訪れていたので、夫のひと言にどんなに切実な思いが詰まってるか、痛いほどわかります。夫にも、時間をかけて気持ちを整理していってもらいたいし、私も傍で一緒に理解してあげたいです。