夫婦の気持ちとはじめの一歩
不妊治療などしなくても(考えなくても)こどもを授かる人はいる。
そして、不妊治療でこどもを授かる人もいれば、授からない人もいる。
治療をしても授からなかった私には、投資した金額と時間や期間の膨大さと、成果の出なかった現実を受け入れるには、かなりの時間が必要だった。
あきらめたら終わり。いつもなら、そう言ってあきらめずに頑張り続ける私たち夫婦だけど、こればかりは難しかった。
ただ、こんな状況になった今でも、こどもが欲しいという気持ちは薄れることはない。
夫は、「夫婦ふたりの人生」を提案してきたけど、私はもうひとつ、最後の望みに掛けたかった。それが特別養子縁組でこどもを迎える、こと。
夫は、100%反対(拒否)。何度話し合いをしても揺るがない。でも、義母からの後押しもあって迎えた話し合いでようやく、「ちょっと考えさせて」と言ってくれた。意外にも限りなくYESに近い返事だった。
YESに切り替わるのか、やっぱりNOとなるのか、詳しい話を聞いて判断したいとのことで、児相に早速問い合わせ、夫婦での面談日が決まりました。
この先どうなるかわからないけど、一歩踏み出してみます。