時代は変わっていく
10年前にはほとんど見かけなかった不妊治療の情報は、いまでは溢れてる。
いま、里親登録に向けて研修を受ける中で、不妊治療を頑張ったけどダメだったというカップルがたくさんいたし、先輩里親さんでも、同じ境遇の方が多数いました。時代はどんどん変わってきてます。
今はまだまだ知られてない里親・養親についても、これから10年経ったら、もっと世間に知られ、希望者もさらに飽和状態になるかもしれません。血の繋がらない子を育てるということも、いずれ当たり前の世の中になる日が来るかもしれません。
100%ではないと思うけど、育てられるこどもにとっていい制度だと思うので、もっともっと理解あるご夫婦に浸透して、温かい家庭で育っていく環境を増やしていってもらいたいです。
二人の時間
登録前研修も終盤に差し掛かり、登録されれば春には待機になる。
ただ、待機になっても、すぐ話があるわけじゃない(と聞いてる)。でも、いつ話が来るかはわからない(すぐという可能性も)。
先輩がたからいろいろアドバイスや経験談を聞き、委託に辿り着くまでも本当にいろんなケース(長い、短い)があるようです。里親の年齢も性格も様々なので、みんな同じように進まないのは当然ですが。
こどもとのご縁も、運というか、めぐりあわせだと思うので、焦らず慌てず、決してぶれず、その時を待ちます。
とりあえず今は、夫婦二人の時間を満喫しようか、ということで。急遽これまで後回しにしてた旅行に行くことにしました。
仮に乳児の委託があれば、それこそ自由な時間がなくなるので、今のうちにやりたいことやって、いきたいところへ行って、二人の時間を楽しみたいと思います。
施設実習①
研修終了から2ヶ月ちょっと、ようやく施設実習1回目に辿り着きました。普段、乳幼児とは無縁な私たちなので、とても有り難い機会でした。
特に、赤ちゃんのお世話には感動の連続。抱っこ自体緊張でしたが、縦に座らせたり、向かい合ったり、ギャン泣きしたら立って抱っこしてあやしたり、赤ちゃんがいたら当たり前の出来事が、私たちにはとても新鮮でした。
沐浴のときの気持ち良さそうな顔、ミルクを飲む勢いのよさからは、生きるエネルギーを感じます。幸せは無条件に得られる権利だと、改めて感じました。
今、不妊治療が当たり前になってきたように、いずれ養子・里子に関しても、身近な世の中になる日が来るかもしれません。その時までに、もっともっと、制度が充実していってもらいたいです。