家族のかたち

40代夫婦、特別養子縁組で家族が増えました。

施設実習①

研修終了から2ヶ月ちょっと、ようやく施設実習1回目に辿り着きました。普段、乳幼児とは無縁な私たちなので、とても有り難い機会でした。

特に、赤ちゃんのお世話には感動の連続。抱っこ自体緊張でしたが、縦に座らせたり、向かい合ったり、ギャン泣きしたら立って抱っこしてあやしたり、赤ちゃんがいたら当たり前の出来事が、私たちにはとても新鮮でした。

沐浴のときの気持ち良さそうな顔、ミルクを飲む勢いのよさからは、生きるエネルギーを感じます。幸せは無条件に得られる権利だと、改めて感じました。

今、不妊治療が当たり前になってきたように、いずれ養子・里子に関しても、身近な世の中になる日が来るかもしれません。その時までに、もっともっと、制度が充実していってもらいたいです。

ワーク、提出書類

家庭訪問時に、研修で出されたワークと登録に必要な書類を提出しました。

提出書類はこれまでの学歴や経歴も細かく書く欄があって、何年入学とか何年卒なのかを書かないといけないのかと思うと、なかなか手がつけられませんでした。

でもいまは、ネットで便利なものがありますね。→

ワークは、とても面白かったです。頭の中で思い描いてるイメージを文字化することは、すごくいいこと。夫婦の考えを再確認できるいい機会にもなりますね。

さて実習の日程連絡はまだこれから。

 

家庭訪問

児相の家庭訪問がおわりました。

研修ではゆっくりお話できなかった職員さんたちと、個別にお話できてよかったです。提出資料に沿っていろいろ質問があり、改めて私たちの意志を伝えられました。最後は家の間取りを確認、1時間半ほどで終わりました。

民間ほど委託される確率は高くないかもしれないし、今後いつ、委託のお話をいただくかどうかもわかりません。運とタイミング。これに尽きると思いますが、その時を待つしかないかな、と思ってます。

あとは施設実習を受けるのみです。

縁担ぎ

特別養子縁組をした里親さんたちの会に参加しました。

未就学のこどもたちがたくさん、元気に駆け回っていました。ママたちは同世代から上という雰囲気で、少し安心。自分の友人関係では、同世代だと中学生や高校生のこどもがいる人ばかり。この日のような状況は、はるか昔のことだったので、なんだか懐かしい感じもありました。

縁担ぎにと、お子さんを抱っこさせてくれました。ちょっとママ疑似体験?な感じで嬉しかったです。

この日は、先輩方のお話をたくさん聞かせてもらいました。みなさんそれぞれにご苦労があり、悩みがあって今の幸せがあるのでしょう。パワフルな人が多い気がしました。

さて、いよいよ家庭訪問まであとちょっと。書類の準備も頑張らないと。

申請書類

登録前研修を終えた後2週間ぐらいすると郵便物が届きました。家庭訪問時に提出して欲しいといわれていた申請書類一式です。

そして今週ようやく、家庭訪問の希望日を決め、担当者へ連絡。翌日には決定した日程の連絡をくれました。また一歩前進です。

両親は研修を受けてないので、家庭訪問で家の中を隅々見られることに抵抗感が拭いきれない様子。それに、実際に委託があるまでは不安も募るんだと思います。

その気持ちはわかるし、誰でもそう思うでしょう。私たち夫婦がもう少し、両親に寄り添う必要があるかな、と感じました。

児童相談所児童養護施設乳児院など、職員さんたちは本当にいい人ばかりだったこと。いろいろとルールがあることは意味があってのこと。ひとつひとつ、自分たちの言葉で伝えていきたいと思います。

登録前研修4日目終了

研修4日目、2ヶ月にわたる座学の日程をすべて終了しました。終わってみればあっという間ですが、ここで得たものはとても大きかった。

そもそも、県が提供している養子縁組や里親制度の詳しい情報は、とても乏しい。あるのはほぼ、民間団体の情報です。不安じゃなかったといえば嘘になりますが、研修を受けて安心できました。

想像以上に職員さんたちは熱心。里親・養親の先輩方はとても親身。そして、懐かしい再会や新たな出会いがたくさん。同じように不妊治療を経て、ここに辿り着いた人たちと出会えた。などなど、意外にもたくさんの出会いがありました。

私たちが、里親登録をしようと決心しなければ知ることはなかった世界が、ここには広がってました。一歩踏み出して、本当によかったです。

これから、登録申請、家庭訪問、施設実習へ進みます。登録までは、まだまだ長い道のり、引き続き頑張ります。