家族のかたち

40代夫婦、特別養子縁組で家族が増えました。

健康保険の扶養手続き

ツイッターにも書きましたが、健康保険の扶養手続きで記入不備があったりして差し戻しになり、かなり日数がかかりました。

差し戻しするなら、もっと早く戻してくれてもいいのにと思いましたが、通常2週間ぐらいで手続きが済むところが、倍の約1ヶ月かかって息子の健康保険証が手元に届きました。

季節の変わり目だったせいか、この間病院にかかることが多発し、窓口での実費支払いが大変!毎回すごい金額を支払う羽目になりました。

そう思えば、健康保険の手続きが完了するまでは、国保に入った方がよかったのかもしれません。(健康保険・国保に入っていないと市の医療費助成の受給証も作れないので、この空白の1ヶ月がもったいなかった)

さ、ようやく健康保険証が手に入ったので、受給証の手続き・マイナンバーカードの申請に走ろうと思います。

ちなみに、健康保険の申請で必要になった住民票を発行したのですが、息子の名字が私たちと同じになってること、続柄が子になってることに、夫婦して感動してニマニマしてました。

本当に、本当に、家族になったんだなぁ~とジワジワきました。

特別養子縁組の成立

審判書謄本が届いてから約2週間後、「審判確定証明書」が届きました。

ぺらっと書面1枚でしたが、これでようやく特別養子縁組の裁判が終わったと、肩の荷がひとつ下りました。

 

さ、この後がいろいろ手続きが大変。10日以内に戸籍の手続きが必要らしいのです。すぐさま児童相談所に連絡し、こどもの戸籍謄本を手に入れなければなりません。

 

幸いにも、児相担当さんや委託当初サポートいただいた市の職員さんが同行してくれることになり安心でした。無事「特別養子縁組届」を提出、戸籍や保険に入ってから手続きが必要になる書類も、一緒に準備することができました。

 

次の家庭訪問で児相さんとは最後になるようです。ここまで本当にサポートしてくださり感謝しかありません。

 

私が、特別養子縁組について情報収集したころは、児相経由で子どもを迎えたファミリーの情報があまりなく、逆に児相の対応が良くないような情報ばかりで、いささか不安でした。

 

でも、里親研修に行ってみると、職員や里専員など皆さん一生懸命に取り組まれる姿を見て、少し安心感を覚えました。そこから自分たちの打診から委託までの一連を思い出しても、本当にサポートが手厚く、感謝しかありません。

 

※県によって、職員によって、対応は様々かと思います。

 

年齢制限によって、民間団体に登録できないご夫婦もたくさんいらっ者ると思いますので、こういった情報が、もっともっと増えることを願ってます。

審判確定からの手続き

ついに届いた審判確定証明書。ぺろっと1枚の書面ですが、ズシッと重く感じました。春先に申立てをして約半年、コロナの影響もあってずいぶん長引きましたが、ようやく裁判を終えました。

 

さて、審判確定証明書が届くと、10日以内に役所で戸籍の手続きが必要です。まめたんを私たちの籍に入れるため、特別養子縁組届を申請します。

 

特別養子縁組届
提出書類:審判書謄本、審判確定証明書、子の戸籍謄本※本籍が異なる場合

 

審判書謄本、審判確定証明書は提出してしまうので、手元には残りません。まめたんの戸籍謄本は児相担当さんがとってきてくれました。実際、籍が入るまでは通常2週間ほどかかるそうですが、「お急ぎですか?」と聞かれたので、健康保険の手続きがあるので急いでる旨伝えると、急いで手続きしてくださるようでした。

 

児童手当

現在里親として申請してるので、一度抹消手続きをします。同時に新たに実子として手続きをし直します。役所のシステム上はまだ旧姓のままですが、申請はできました。

 

その他、入籍後に必要な手続きとしては、

 

健康保険

子ども医療費受給資格証

マイナンバー

銀行口座

 

こんなところでしょうか。通帳の名の変更は、訂正されるだけより新たに発行してもらえるとありがたい。

 

一気に手続きが終了しないのがもどかしいですが、ひとつひとつクリアしていこうと思います!

裁判所から届いた審判書

まだかなまだかな、と待ち焦がれていた裁判所からの封書が…夫婦それぞれに1通ずつ「審判書謄本」が届きました。

 

封を開け、夫婦で書面に目を通していくと、「主文、…」から始まる文章が。読み上げていくと、なんだかドラマを見ているような錯覚(裁判官になった気分)に陥りそうです。そんな気分に浸りながらも、いよいよまめたんとの入籍時期が近付いていることをじわじわと実感しました。

 

とはいえ、まだ審判確定証明書が届くまでは100%安心できません。でも、信じて待つしかありません。静かに待とうと思います。

 

そして、証明書が届けばもうひと踏ん張り、入籍の手続きが待ってます。戸籍、健康保険、乳幼児医療手続き、児童手当、マイナンバーカード発行など、やることいっぱいです。

 

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子育て中はプチプラアイテムに助けられます。見た目ちゃんとしてるけど、履きやすくて走る子供を追いかけれる靴はありがたい。お試しバレエは24センチ、今回買ったスクエア型は23.5センチでぴったりでした。

裁判所の家庭訪問

今月、裁判所の家庭訪問がありました。

 

ようやくここまでこぎつけたか、といった気持ちです。担当調査官から「いつも通りの生活を見せてください」とのこと、とは言え、普段以上に掃除、当日はまめたんを含め3人でお迎えしました。

 

しばらくは雑談でした。自宅だからか余裕なまめたん。調査官のかばんをあさったり、ひざに乗ったり、興味津々絡みまくり。まめたんの様子についていろいろ質問もありましたが、いつのまにか、まめたんがうとうと眠ってしまいました。

 

この後、今回調査官が一番私たちに伝えたかったであろう「実親さんの本音」を伺いました。児相から伺ってる話より、もっと掘り下げて聞いてくださった実親さんの気持ちでした。

 

この話を聞いて、私たち夫婦はいろいろと考えさせられました。そして、実親さんから私たちへのメッセージには、目頭が熱くなりました。

 

私たち里親は、実親さんの代わりにまめたんを育てさせてもらうんだということを、改めて実感しました。でも、私たちは正真正銘の親子です。周りとはちょっと違う、新しい家族を作っていけたら最高です。

 

さあ、あとは静かに裁判所からの通知を待つだけです。

 

1歳半健診を受けてきました

待ちに待った1歳半健診。我が家は夫婦で参加です(夫の参加は本人の希望)。でも、周りを見渡すと、パパの参加はわずか。予想通り、ママだけの参加が多かったですね。お忙しいと思いますが、できればパパも一緒に参加してほしい。きっと、子供の成長と感動を夫婦で分かち合えるのではないかな~と思います^^

さて、同じ月齢の子供たちが一斉に集まる集団健診、はじまりはじまり~。

1.問診票の確認、積み木、パネルの指差し

まめたん、緊張するかと思いきや、全く普通。いままで家でもなかなか遊ばなかった積み木を(5つも)ささーっと積み上げました。パネルに書かれた絵を理解してるかについても、最終的に指差しではなく、「くつ」「ジュース」と言葉で答えて全問正解。それには保健士さんも驚かれていました。

2.歯科検診

予想以上に大人しく、受診してくれてました。歯の生え方、状態も良好とのこと。虫歯にならない方法、予防歯科に通うことやフッ素湿布について、いろいろアドバイスいただきました。

3.身体測定、内科健診

おむつ1枚になり、親がサポートに入って身長、体重、頭囲を測定。そのまま部屋を移動して内科の先生に診てもらいました。身長も体重もビック。でもおデブさんじゃないから安心して、とのことでした。

 受付から1時間ほどですべて終了しました。これくらいの時間で終わってくれると正直ありがたいです。なにせ我が子は、体力が有り余ってる。健診待ちの間も、ふざけてあちこち逃げ回り、ず~っと追いかけっこ。私たち親子だけ汗かいていたのではないでしょうか。周りの子たちは、おりこうさんにママの隣に座ってる子ばかりでした。ま、元気なことは良いことですがね。

完全にミルクが終わったのは遅かったまめたんですが、すでに2歳児3歳児と間違えられる体格をしています。1歳からの半年の成長が、本当にめまぐるしかったです。

たくさん集まった親子の中で、里親、里子関係なのは私たちだけだったかもしれません。でも、私たちも間違いなく親子です。血は繋がってないけど、親子。将来この事実を、まめたんがどう思うかわかりませんが、私たちは「親子以外の何物でもない」と自信をもっていきたいと思います。

裁判所から連絡

ようやく裁判所から電話がきました。実親さんとの面会が終わり、家庭訪問の日程を決めたいとのこと。ほかの案件もたくさん抱えてるのでしょう、もう予定がかなり詰まっているようでした。コロナでなかなか調査もスムーズに進まないことも多いかと察します。

 

幸い、近い日程で家庭訪問日が決まりました。まめたんも私も、お休みの日なので助かります。あ、児童相談所の職員さんに進展あったことを連絡しなくては!(忘れてた!)

 

とにかく、状況が進んだことに、胸のつっかえが取れた心境です。一歩一歩進むしかない。年内には成立してくれますように。